静岡県 中学校美術Q&A

「中学校美術Q&Ain静岡」発表の様子

 

 

IMG_48062015年2月21・22日に行われた中学校美術Q&Ain静岡では、二日間で109名の方にお集りいただき、多くの学びを共有できた会となりました。

以下、本大会の企画委員として運営に携わっていただきました道越洋美先生の大会レポートと、発表の様子をご紹介させていただきます。

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<基調提案>山崎 正明
北海道北翔大学教育文化学部准教授/中学校美術ネット代表

学習指導要領改訂の度に減らされてきた美術の授業時間。これまでに山崎先生が美術教育の価値を訴える取り組みから感じられたことは、「意思表示をするから相手に伝わる」「つながりが力になる」ということ。そして充実した美術の授業時間を残していくためには、次回学習指導要領改訂について話し合われるいま、昨年11月に出された『初等中等教育における教育課程の基準などの在り方に着いて(諮問)』なども一例として示しながら、教育全体の中での美術教育について考えていく必要性を確認しました。そして、学校を越えてより多くの人に「美術の授業も大切」と思っていただくことが大切であとし、そのためにはまずは日々の授業の質(Quality)を高めること、そしてそれから美術教育の価値を訴える行動(Action)を起こそうという基調提案で、中学校美術Q&Ain静岡が開催しました!

参加者のみなさんのアンケートから

  • 意思表示をするから相手に伝わる。伝え方の大切さ。つながることが力を生み出す。という言葉が印象的でした。
  • 美術科教員の一人として、がんばらなければならないと強く感じました。
  • 美術科の存続の危機について真剣に考えなければと思いました。

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<実践発表1>加茂 千景
静岡大学教育学部附属島田中学校教諭
「創造する楽しさを実感し豊かに生きる生徒の育成~他者との対話を通して自己肯定感を高める授業の工夫~」

参加者のみなさんのアンケートから

  • 今までやってきた題材をもう一度見直し、想いを伝えたり対話できるよう工夫していきたいと思いました。
  • 授業改善の姿勢を見習わなければと思いました。
  • 自分の課題を毎年ひとつひとつ克服していく姿に共感しました。すばらしい実践を積み重ねていく中で、必ず課題を見つけ出すのは、美術と子どもへの想いがあるからこそだとわかりました。

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<実践発表2>小林 大志
大阪府高槻市立第九中学校教諭
「デザインの逆算〜思いを“はせる”授業から見えたこと〜」

参加者のみなさんのアンケートから

  • 「デザインの逆算」のような生徒の「見方」を変えるという授業には大きな価値があると思いました。
  • とてもレベルの高い内容だけど、段階を踏むとこどもはできるんだろうなと夢が広がりました。
  • 非常に挑戦的な実践だと感じました。強敵(とも)との出逢いに感謝します。

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<実践発表3>加藤 明美
静岡県焼津市立東益津小学校教諭
「関わりを通して、自己の課題を解決し、思いを具現化していく喜びを味わわせる授業を目指して」

参加者のみなさんのアンケートから

  • 技の伝えあいの関わり方、すぐ実践したいと思いました。ワークシートに写真も加えて軌跡が残されていて、「できなかった自分ができるようになった」という達成感をもち、自己肯定感がうまれるのだと思いました。
  • 技を得ることで、できることが増え、つくりたいことが増えるということが、すばらしいと思った。
  • 課題解決に子供同士の対話を使うこと、全体共有が大事なんですね。

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<実践発表4>竹川 友美子
静岡県立静岡商業高等学校教諭
「高等学校における美術教育について」

参加者のみなさんのアンケートから

  • 高校美術を選択する生徒が少ないというのは私が高校生の頃も同様でした。中学教員として変えていきたいと思います。
  • 高校までのつながりは意識していなかった。最終的にどんな人間を育てたいのか改めて考えた。
  • 自分を素直に振り返る教師のあるべき姿を見たように思います。初期指導!

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<実践発表5>松永 かおり
東京都町田市立金井小学校副校長
「これからの美術教師に求められる姿」

参加者のみなさんのアンケートから

  • 今まで考えたことのない視点から「美術教師」について考えるきっかけができました。数値データに基づいていたので、今まであいまいだったことについて方向性を見出すことができました。
  • 必要とされる教員となること。自己満足に終わる実践では認められないということ。この二つがとても印象に残りました。
  • とても興味深い内容で聴き入ってしまいました。「今やるべきことをしっかりやっていれば良い」という言葉、とても心強かったです。前向きになれました。

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<実践発表6>鷹野 晃
山梨県北杜市立明野中学校教頭
「「未来100年に向けた造形美術教育の宿題」~全国・関ブロ造形山梨大会で見えたもの~」

参加者のみなさんのアンケートから

  • 私が決める=自己決定であること、私も常に意識して子どもに伝えています。「美術をもうすく学び終えるあなたへ」を最後の授業で堂々と語れるような授業をしたいです。
  • 最後のムービー感動しました。四つの観点のことやってみようと思います。
  • 「4つの力」はQ&A神奈川大会で知り、実践させていただいた。生徒たちに何の力をつけさせたいのか、自分でも確認できた。

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<実践発表7>道越 洋美
静岡県藤枝市立広幡中学校教諭
「図工・美術でつなぐ『人・もの・こと』〜これまで、そしてこれから〜」

参加者のみなさんのアンケートから

  • 先生の「つながる」「最善を尽くす」という言葉に大きな刺激を受けました。目からウロコでした。
  • 何回もお会いして、お聞きしている話が、いつも聞くたびに新たな発見があり、新たな感動を受けます。それは日々道越先生が努力され、進化されているからだと思います。
  • 日本の伝統美術とのかかわりをもっと学んで、授業に活かせていけたらと思いました。

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<実践発表8>澤田 真弓
兵庫大学生涯福祉学部こども福祉学科/吹田くすのき保育園
「ごっこ遊びから見えてくる子どもの表現-幼児の声が聞こえますかー」

参加者のみなさんのアンケートから

  • 幼稚園の子ども達の様子を見せていただいて、今の中学生の子たちの成長してきたことを考えることができました。
  • 我が家に二人「ごっこ遊び」世代がいるので「あ〜あるある!」が満載でした。日常の中でそれを大人がどんな想いで見つめるか、子供と接するかが大切だと感じました。
  • 発達段階を知ることの大切さと「表現」のはじまりを知ることができました。

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<実践発表9>髙橋 智子
静岡大学教育学部准教授
「学校教員養成課程(美術教育)における授業の取り組み-静岡大学教育学部での実践をもとに-」

参加者のみなさんのアンケートから

  • 高橋先生から大学時代学んで教員になりたかったなと心の底から思いました。必要なことをしっかり学び、生徒に伝えていきたいです。
  • 何度も考え直し実践しまた考え直す。というこの繰り返しが必要なのだなと思いました。
  • よりそって認めていく指導の重要性を感じました。

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<実践発表10>鈴木 英司
静岡県総合教育センター地域支援課指導主事
「『協同注視』を通したINNOVAITION」〜図工・美術の力を改めて問う〜」

参加者のみなさんのアンケートから

  • 生徒たちへの接し方、声かけなどこれからがんばっていこうと思いました。
  • 協同注視という考え方に大きく共感しました。
  • 生徒の言葉がとても印象に残りました。ああいう言葉を引き出せるようになりたいです。

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<講演>東良 雅人
文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官
「子供たちが自分の中に新しい価値をつくりだす創造活動-活動の主体者の内面に重点を置いた授業づくり-」

参加者のみなさんのアンケートから

  • いろいろな学校での実践の映像を見せていただいて、指導要領のことも詳しく説明していただいて分かりやすかったです。
  • 授業を見直し、子供のための美術を通じた教育について考えていきたいです。
  • 迷った時の道標を教えていただきました。評価のこともとても参考になりました。

 

 

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